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☆ラリマーの扉☆

第7章 束縛彼氏→束縛ナシの友人

小走りで走って、ようやくさりなに追いついた。

さりなは、おしゃれなカフェに
女子3人で入っていった。

入るだけなのに
こーんなにキャッキャ言うのか。さりな達は
……

そういえば、おれも…
さりなが彼女だった時も、騒いでいたなぁ。

都内のバカップルとしてさ。

彼は、さりなとの思い出を思い出しつつ
カフェの中へ入った。

(さりな……。ここにいるんだね)

入った以上、ストーカーとバレルかもしれないが……

だめだ。引き戻せない…

扉に触れてしまったのだから、もう──…

行くっきゃない!

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