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☆ラリマーの扉☆

第7章 束縛彼氏→束縛ナシの友人

あぁ……もうさりなは見つからないだろう

遠い遠い
おれがいない遠い場所にいるんだろう……

あぁ……

なんだか、痛い目にみてもらいたくなったよ……

ははは……

さりな、おれのゆがんだ愛と
ぐちゃぐちゃな愛を受け取って……?

ねぇ……じゃないとさ
おれ…つらいんだけど

おれさ、今さ…
通行人の妨げになるようにさ…

路上でへたり込んでいるんだよ…
靴で踏まれて汚れた泥だらけの白衣、君はどう思う?

……あはは

愛も冷めた君はなんとも思わないよね
別れた相手をいつまでも引きずるおれを
あざ笑うだけだ。

そうなんだろ?さりな……

「ははっ……なぁ……さりなぁ」

笑い声と共に目覚める悪魔の心。

もう、戻せないくらいに抗えないくらいに……

おれの心は変わった……

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