☆ラリマーの扉☆
第2章 『親友のL夫からラインで告白されました』
翌朝**
「おいおい…L。昨日のあれは嫌がらせか…?」
絡むのは俺からだ!
「嫌がらせじゃない、本気だよ」
「ラインで告白するくらいなら
屋上だろ、おいおい」
人に当たらぬよう、軽くL夫を押した。
「でも…Tは女じゃないしさ…
屋上でするよりかはラインのほうが手軽かなって」
「本気ならばスマホに頼らないでくれっ!」
ニコニコして、おれは教室に向かっていった……。
*
オレは目当ての女子と話すことにした。
「ねぇねぇ、さりなちゅわ~ん」
「なに?」
「おれさぁ親友のL夫に告白されちゃったよ、もう~」
「えー?ボーイズラブの領域じゃん」
「ほんとそれ!おれ、相手はさりなちゅわんがいいし!」
「え…わたし?やだよ」
やだよ?
さりなちゅわん萌え~なのに。
心にズシッと来るじゃんか。
「えー、さりなちゅわん本命だよぉ」
「いま彼氏募集中じゃないもん」
「じゃ、募集中になったら教えてね
おれすぐ飛びつくからさ」
さりな、好きになってくれよ。
「おいおい…L。昨日のあれは嫌がらせか…?」
絡むのは俺からだ!
「嫌がらせじゃない、本気だよ」
「ラインで告白するくらいなら
屋上だろ、おいおい」
人に当たらぬよう、軽くL夫を押した。
「でも…Tは女じゃないしさ…
屋上でするよりかはラインのほうが手軽かなって」
「本気ならばスマホに頼らないでくれっ!」
ニコニコして、おれは教室に向かっていった……。
*
オレは目当ての女子と話すことにした。
「ねぇねぇ、さりなちゅわ~ん」
「なに?」
「おれさぁ親友のL夫に告白されちゃったよ、もう~」
「えー?ボーイズラブの領域じゃん」
「ほんとそれ!おれ、相手はさりなちゅわんがいいし!」
「え…わたし?やだよ」
やだよ?
さりなちゅわん萌え~なのに。
心にズシッと来るじゃんか。
「えー、さりなちゅわん本命だよぉ」
「いま彼氏募集中じゃないもん」
「じゃ、募集中になったら教えてね
おれすぐ飛びつくからさ」
さりな、好きになってくれよ。