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☆ラリマーの扉☆

第7章 束縛彼氏→束縛ナシの友人

「もう…なんか嫌になってきた、出よ?」

おびえながら話するみね。
恋愛に疎いるみねもあんなことされたらね…

うんうん…

私たち3人は会計を済ませ、カクテルバーから出た。

「うーん最悪だったけど
あのオレンジジュースは最高だった~!」

外に出ての一声
るみねが背伸びしながら言う。

「酔わないカクテルっていいよねぇ~」

さりなは親指をたてた。

「うんうん、飲んでも十分歩ける」
らんはスラッと歩く。

そういえば…
るみね、さっきつらかったのに
もう表情が元に戻ってる。

私たち女子2人だからかな?

「じゃあ帰ろっか、ここで解散ね!
さりなは…防犯ブザーがあるからイケるんだっけ?」

るみねが解散の指示を出す。

「うん、大丈夫よ」

さりなは手を振った。

「ありがとうー今日は楽しかったよ」

「わたしも!じゃーね!」

みんなそれぞれの道に帰る。

……いそいで帰らなくちゃね。

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