☆ラリマーの扉☆
第2章 『親友のL夫からラインで告白されました』
「さりな……燃やしたる」
「うえっ!?は、はやまるな!」
「ゆるさん」
ふはぁ……L夫め!
やっかいだなぁ!
「あ、あいつはっ!何もしとらん!」
「してる……オレの大事なTを…」
あ、さりなちゅわん
あいつ扱いしちゃった、御免♪
「奪われたとでも言いたいか?
奪ったのはこっちのほうさ」
「くっ……物色男!」
睨みやがったな、L夫。
許さねえのはお互いさまだな。
L夫は去っていった。
「さりなちゅわん、いつか結婚しような
オレと」
その声は虚空に旅立つ。
おれはのそのそと教室に戻る。
*
戻るともう授業が始まっていた。
まじかよ。
「T!何をしていた!」
「すいません!何も!」
「そうか、ならいい」
なんだそれ。
まぁおれは先生の話より
さりなちゅわんを妄想するほうが
いいけどな!
───さりな。おまえをずっと幸せにするよ。
───T君……嬉しい
指輪を右手にいれた。
真の愛の刻印が刻まれる。
さりな、おれの脳内はね
結婚の物語まで出来ているんだよ。
つきあうかどーかでもないっス。
「うえっ!?は、はやまるな!」
「ゆるさん」
ふはぁ……L夫め!
やっかいだなぁ!
「あ、あいつはっ!何もしとらん!」
「してる……オレの大事なTを…」
あ、さりなちゅわん
あいつ扱いしちゃった、御免♪
「奪われたとでも言いたいか?
奪ったのはこっちのほうさ」
「くっ……物色男!」
睨みやがったな、L夫。
許さねえのはお互いさまだな。
L夫は去っていった。
「さりなちゅわん、いつか結婚しような
オレと」
その声は虚空に旅立つ。
おれはのそのそと教室に戻る。
*
戻るともう授業が始まっていた。
まじかよ。
「T!何をしていた!」
「すいません!何も!」
「そうか、ならいい」
なんだそれ。
まぁおれは先生の話より
さりなちゅわんを妄想するほうが
いいけどな!
───さりな。おまえをずっと幸せにするよ。
───T君……嬉しい
指輪を右手にいれた。
真の愛の刻印が刻まれる。
さりな、おれの脳内はね
結婚の物語まで出来ているんだよ。
つきあうかどーかでもないっス。