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プリンス×プリンセス

第31章 泣かせたりしないのに

「あ、んっ!!ディオ、もっと…」

ゆっくり動いて…

そう言いかけたのに

「もっと奥か?」

「え…違…」

私の返事も待たず、ディオの手が右足にかかる。

そのまま持ち上げられて、足を広げられた。

「あぁっ!!」

より深く突かれて、たまらず声を上げる。

それを嬌声と思ったのか、ディオはそのまま打ち付けてきた。

「あ…ディオ、も…止め、て…」

快楽よりも苦しさで、涙が溢れそうになる。

「イきたいのか?」

そうじゃない。

だけど、それで終わらせてくれるなら…

コクりと頷くと、ディオがピッチを上げる。

「んっ、あ!あっ!!はぁっ!!」

体を揺すぶられて…

ディオがうめき声を上げて、達する。

体の奥に熱いものが広がるのを、他人事のように感じていた…

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