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恋色~SS~

第1章 隣のお姉ちゃん(JK)

隣に住んでる女の子の部屋に遊びに来ている。


諒はポケットからおもちゃの聴診器を取り出した。


諒「綾姉ちゃん、久しぶりに小さい頃にやってたお医者さんごっこやろ~。」


綾「えっ!?…うん、いいよ。どっちがお医者さんかな?私?それとも諒君?」


諒「う~ん、最初は綾姉ちゃんがお医者さんでお手本見せて。その後、僕がなるね。はい、コレ聴診器。」


綾の首に掛けると諒はドアから出て行った。


準備ができたのかすぐに呼ばれた。


綾「次の方どうぞ。」


ドアを開け「お願いします。」と諒が部屋へ入る。


椅子が無いのでベッドへ腰掛ける。


綾「今日はどうされましたか?」


諒「ちょっと風邪っぽくて‥。」


綾「そうですか‥少し診るのでお口開けて下さいね。」


諒「はい。あ~…。」


大きく口を開ける諒。


ライトで照らしながら覗き込む綾。


綾「赤くはなってないようです。大丈夫そうですね。心臓の音を聴きますから、シャツを捲ってもらえます?」


諒「はい。」


シャツを捲るどころか脱いでいた。


綾「ぬ、脱がなくても良かったんですが…。」


諒「でもこのほうが先生も診察、楽でしょう?」


綾「そ、そうですね。じゃあ音聞かせてもらいますね。最初はちょっと冷たいかも知れませんが我慢してくださいね。」


聴診器を耳に付け、手に持つと諒の胸に当てた。


最初は冷たいのかビクッとしたが、あとは大丈夫そう。


綾「はい。終わりましたよ。初期の風邪の症状かもしれません。念のため薬出しておくので飲んで下さいね。それではお大事に。」


諒「分かりました。ありがとうございました。」


綾「う~んと、こんな感じかな。諒君分かった?」


諒「何となく分かった。真似してみる。じゃあ次は、僕がお医者さんで綾姉ちゃんを診察するね。」


綾「うん。」


諒「綾姉ちゃん、何してるの?ちゃんとドアから入ってくるところからだよ。」


綾「は~い。」


綾はドアから出る。


諒(綾、もうすぐだよ。早く俺のモノになって。)

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