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恋色~SS~

第9章 ☆初恋爆発

要「その、コンドームが破れてるんだ。僕のが全部、ゆずちゃんの……妊娠させたかもしれない…。」


ゆず「えっ?」


要さんがそれを見せてくれた。


要「本当にごめんね。」


要さんが慌てて私のアソコから掻きだした後、ティッシュで綺麗に拭ってくれる。


ゆず「…要さん。その…。」


要「ん、どうしたの?…ごめんね。不安にさせた…よね。ゆずちゃんは心配しないで。」


ゆず「要さん!…か、要さんは、悪くないんです。実は…。」


要「どういう…こと?」


ゆず「…というわけなんです。ごめんなさい…。」


私は涙を堪えながら全てを話した。


コンドームに小さな穴をいくつか開けていたこと。


それを知られたくなくて私自身が要さんに装着したこと。


穴が破れるように激しくしてほしいとお願いしたことを話した。


要「正直に話してくれてありがとう。でもね、全ての責任は男の僕の方にあるんだよ。例えキミがしたことだとしてもだ。」


ゆず「うぅ…要さん。…私のこと、嫌いになりましたか?」


要「嫌いになんてならないよ。」


ゆず「要さん…ふぇーん…。」


その言葉を聞いた途端、涙がポロポロと溢れ出てくる。


要「泣かないで。僕だってその覚悟で君とsexしたんだ。」


要さんがベッドに横になり、泣いている私を抱きしめてくれた。


ゆず「うぅ、ひっく…。」


要「泣き止まないと…キス、するよ?」


ゆず「えっ?ン…ふ…。」


驚いて顔を上げると、待ち構えていた要さんに唇を奪われた。


要「ん……ちょっとしょっぱいかな。」


キスだと分かり、顔中が熱くなる。


ゆず「か、要さん///やだっ。わ、私泣いたからブサイクな顔して…。」


要「なってないよ。ゆずちゃんはずっと前から僕の可愛い天使だよ。」


ゆず「要さん、笑顔でそんなこと言うなんてズルいです…。」


要「僕はずっとそう思っていたからね。それに、キミはこれから僕の気持ちを動かすんだろ?毎日頑張らないと。」


ゆず「はい、頑張ります!あの…要さん、ひとついいですか?」


要「何だい?」


ゆず「数字にすると今はどのくらい私のこと好きですか?」


要「あまり数字にしたくないんだけど。うーん、100が最大だとすると…。」


ゆず「100が最大…。」


思わず私は息をのんだ。

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