アイツまで徒歩5分
第5章 車は、急には止まれない!
――――――――――…
「で?お手手つないでウチに来るのは……ど〜言う意味なのかしら?」
「うわっ!!忘れてた!」
さっきまで、普通に手を握り入店したのに…
最知に思い出したかのように手を振り払われる
ったく!バケモン余計な事言うんじゃね〜よ!!
「バーカ」
「あらヤダ!何その態度!!塩撒くわよ!」
バケモンは、最知をカウンターに座らせると可愛いがりはじめた…
一昨日のアレでたいぶバケモンを楽しませたからな…最知のやつ…
「ママさん!あの甘いやつ一杯ください!」
「了解なりよ〜♪」
それにしても……
俺がテンパったり…暴走したのを――――――…止めたやつ最知が初めてかも…