アイツまで徒歩5分
第1章 新たな門出に落とし穴!
「///!!」
俺は、状況が理解できず!固まってしまったが!!
ヌッ…っと、唇を割って入ってきた陣ヶ岡さんの舌に!警戒心が――――――…
パシャリ―――…
「パ…パシャリ―――…?
って!陣ヶ岡さん!!今の?!!」
不意のキス…ディープ警戒の真っ只中…
シャッター音…
まさか――――――――…
「―――…一応…保険」
案の定…陣ヶ岡さんの手には…スマホが握られ…
画面には…俺と陣ヶ岡さんのキスシーンがバッチリ撮られていた…
「あっ!!が……や…何で!!」
俺は、手を伸ばしスマホを奪おうとしたが!
陣ヶ岡さんが手を上に伸ばせば…いくら頑張っても俺には届かず!!
空振りを繰り返す!!
「陣ヶ岡さん!!消してください!!」
「言っただろ?一応、保険だって―――――…
お察しの通り俺は、男とも寝れるくらい自由恋愛者な訳だが……
社会不適合者扱いされたく無いわけだよ……解る?新人君?」
「わ、解りますけど!!俺は、関係ないじゃないですか!!」
「隣人な訳だし…関係ありありだろ?」
「ん゛〜〜〜〜〜〜…」
俺は、陣ヶ岡さんを涙目で睨む!
「これが有る限り…口を滑らせる事もないだろう?」