アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
――――――――…
最知が俺の手をすり抜けて寝室に消えた――――…
リビングには…俺とデキスギ君の二人…
気まずい……
超〜〜〜〜睨んでるし…
「――――…隣に住んでるって…本当ですか?」
そ…そこかよ…
俺は、最知の首筋にくっきり付いているキスマークについて聞きたいのだが…
「何?羨ましいか?」
「もう、入居者募集してないのか?」
「引っ越してくるな!」
「チッ」
あ、こいつ…舌打ちしやがった!!
ブラックデキスギ!!ったく…我慢しない宣言したらオラオラ来るのかこいつは!!
だが…最知のあの様子じゃぁ…
アプローチミスだったらしい…