アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
「ネクタイ曲がってたか?
二日酔いの薬が効いてきたかも!頭も痛くないし〜お腹空いてきた!」
最知は、鍋を開けてニコニコ笑ってやがる…
デキスギ君のどや顔がムカつく!
「陣ヶ岡さんも一緒に食べますか?
一関の生姜スープは、二日酔いに優しくて旨いんですよ!」
最知は、暖めたスープを見て俺に声をかける…
最知さ〜ん…デキスギ君が俺を睨んでるんですけど…
怖い、怖い!!
「俺は、いいや…最知の様子を見に来ただけだし
部屋戻って会社行く準備する」
昨日は、二人の様子を気にしたまま…いつの間にか寝てしまって…
朝に最知の様子を見に来た訳だが…
何もなかったと…安心だ!!
キスマークには、驚いたが…
最知の事だ…爆睡して反応が無かったのだろう…
デキスギ君は、律儀そうだしなぁ〜…