アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
俺は、おとぼけ最知の部屋を出た――――…
友達の枠を抜け出す辛さは…
俺が一番知っている…
デキスギ君には…
早く脱出して欲しいが…
相手が最知って言うのが……
俺としては、複雑だ……
「///…応援したいけど……
最知は、渡せない――――…」
あんな…とぼけた奴だけど……
惚れた方が弱いのだ……
「はぁ〜…ノーマルで天然で鈍感って……どこの萌ゲーキャラだよ…最強じゃねーか…
攻略できっかなぁ〜…」
俺は、自分の部屋に戻り…
ソファに深く座った…
隣の部屋は…
今頃デキスギスープでも仲良く飲んでるんだろうなぁ…