 
アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
しばらく……一関に抱きついたまま己を落ち着かせる…
徐々に冷静になる俺に…やっと一安心する――――…
「次……降りるぞ」
一関が俺をギュッと抱き締める!!
「え?///もう、大丈夫だって―――…」
だが、一関は俺の体を抱き締めたまま…電車がスピードを落とすのを待つ…
もう…大丈夫なのに…
電車がホームに入り…速度をゆっくり落とす――――…
心配性の一関は、俺をガードしているのか…
抱き締めたまま…人混みに紛れ――――…
流れに逆らいながら…出口に向かう…
電車がホームに着き、出入り口が開いたと同時に!!
俺達は電車を降りた!!
 
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