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アイツまで徒歩5分

第1章 新たな門出に落とし穴!


と――――――…


強く誓ったのだが……




あの最悪の日から1ヶ月…


いまだに俺は、写真を消すことが出来ないでいた…






「最知、仕事慣れたか?」


「―――…ん、まぁな…」



俺と小泉は、社食にて昼食を共にしていた…




「しかし、最知の教育係が陣ヶ岡さんって聞いたときは驚いたよ〜!!」




小泉は、今日のおすすめランチを食べながら俺を羨ましそうに見る…




「―――…俺も、陣ヶ岡さんの実績を聞いてびっくりはしたよ…」




出会いこそ最悪ではあったが…陣ヶ岡さんは、かなりの実力の持ち主で、モデルルームの設計からインテリアまで幅広く手掛けた作品がいくつも賞をもらうほどの人だった…



見た目も…実績も…と、なると…



女性陣は、色恋でアピールし…


男性陣は、仕事での憧れや嫉妬をぶつけてくる…




初日の男女の痛い視線は今では納得である…




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