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アイツまで徒歩5分

第6章 昨日の友は今日の何?!


―――――――――…



な―――…何で…陣ヶ岡に抱きしめてもらいたかったのか…


疑問だ!!



疑問過ぎる!!



痴漢もショックだったけど…


一関の…落ち込んでる表情も……



なんか…つらかった…



でも――――…陣ヶ岡さんに“お前は悪くない”って言われて…



凄く…ホッとしたし―――…



抱きしめられたかった…



はぁ〜…何だろ?超不思議…


タバコの臭い…


嫌いなのに――――――…







「お〜い!!最知君?聞いてますか〜?」





「はっ、はい!!聞いてませんでした!」



デザイン画を広げた中森さんが、俺の頭をデザイン画ケースでコツンと叩く!



「素直に言えば許されると思うなよ?一応、和磨の代理でデザイン画を受け取りに来たんだろ?」



俺は、午後…会議が入った陣ヶ岡さんの代わりに…中森さんからキッチン回りの家具のデザインを受け取りに来たのだ…



「アイランドキッチンにするなら、こっちの家具の方がこの間取りには、合うとおもうんだけど――――…

数パターン描いたから、キッチンとのバランスを見て…また、連絡ください。」


中森さんは、数パターンのデザインをケースに入れて俺に渡す…



「で―――――…何?考えてた?」




「///えっ…いや〜」



俺は、デザイン画をしっかり受け取り…中森さんの指摘にビクン!!と、固まる…




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