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アイツまで徒歩5分

第6章 昨日の友は今日の何?!

俺たちは、店の死角に設けられた個室に向かった…


個室は、カウンターと厨房に近くこっそりラーメンを食べるにはもってこいだ!


って…ラーメン専用の個室じゃないよな?


変な店―――――…



「最知…ビールでいいか?」


「は、はい!」



最近、酒で失敗してるから…気を付けないと…ビール1杯なら記憶は、無くさないからいいけど…



陣ヶ岡さんは、カウンターからビールとザーサイを持って個室に入ってきた…



「この店…個室があったなんて知りませんでしたよ」


陣ヶ岡さんは、ビールを飲みながらネクタイを緩める…



「あ〜…一部の客しか知らないかもな

ラーメンは、バケモンの趣味で作ってるだけだから…店で出す事は、考えてないって言ってたし」



趣味で…ラーメン…ね〜


俺は、ザーサイを口にいれビールで流した…



苦い――――…ここに来たなら…オカママの甘いカクテルが飲みたいなぁ〜…



陣ヶ岡さんと、わりと狭い個室で二人っきり…


ここに来ると陣ヶ岡さんは、容赦なくタバコを吸う…


俺は、そんな陣ヶ岡さんをじ〜っと観察する…

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