アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
「?何……もう、酔っぱらってんのか?最知…今日は、ガン見多くないか?」
「いや…タバコ……って旨いんですか?」
俺は、今までタバコを吸った事がないから…
旨そうにタバコを吸う陣ヶ岡さんを格好いいなぁ〜っとか…たまに思う
「はぁ?吸った事ね〜の?」
俺は、うなずき…タバコを観察―――――…
「ん、吸ってみるか?」
陣ヶ岡さんは、自分の吸いかけのタバコを俺に差し出した…
「――――…ちょっと…だけ」
俺は、そのタバコを唇に挟み―――――――…
煙を吸い込んでみた―――…
「!うぇ?ゴッ―――!エホッ、エホッ――――――うっぇ」
「ハハハハハ!大丈夫か?初心者が、いきなり肺に入れるなって!」
案の定と言うか…決まり事の様に俺は、タバコの煙に噎せて!!涙目になる!
「くっ、くるじい…」
「ほら、ビール飲め!!人には、向き不向きってのもあるし…初めては、皆そんな出だしだ!!」
「マズイ……こんなの、よく吸えますね///…」
陣ヶ岡さんは、俺からタバコを取り上げ…旨そうに吸い始めた…
「旨いぜ〜!
しかも、間接キッス!な〜んてな」