アイツまで徒歩5分
第7章 目覚めた所は崖の上!!
一関は、送っていくから!準備して!と、俺を急かす――――…
準備して…と言われても――…陣ヶ岡さんの部屋に靴も鞄も…スマホも置き去りだという…事実…
あ゛〜///と…取りに行かないと…
「ピンポーン!お届けものですが…何か?」
俺と一関は、玄関で声をかけた人に振り向く!
「―――…げ…お前…」
一関があからさまに嫌な顔をする…
「///じ…陣ヶ岡さん…」
そこには、身支度を済ませた陣ヶ岡さんが立っていた…
お届けもの…って!!
陣ヶ岡さんの手には、紙袋と…鞄と靴―――――…
「最知、これないと会社行けないだろ?」
「わっ////わわわわわ〜!」
俺は、慌てて荷物を受け取ろうとしたが…陣ヶ岡さんは、ヒョイッと身を翻し!空振り……
「///…子供か!!」