アイツまで徒歩5分
第1章 新たな門出に落とし穴!
「俺…レトロな物件が大好きで…
空き家とか見て歩くのが趣味でして…
空き家や空き部屋、空き店舗をみて回ってるうちに…
こんないい、物件なのにもったいないなぁって…
上手くリフォームやリノベーションしたらまだ住めるのに?!だったら、そんな部屋達の橋渡しをする仕事をしたいって思ったのが始まりです…
リフォームやリノベーションには興味がありましたが…
モデルルームは…ピンとこなくて…」
俺は、思っている事を陣ヶ岡さんに話していた!
陣ヶ岡さんは、黙って話を聞いてくれていたが…
怖くて…目が見れない……
「ふ〜ん…
――…最知…ちょっとこい!」
俺は、陣ヶ岡さんに腕を掴まれそのまま食堂をでた!