アイツまで徒歩5分
第8章 自分の事は自分が一番…
俺と陣ヶ岡さんは、アパートに戻らずそのまま会社に出社した――――…
自宅に帰らず出社……
なんて事は、俺と陣ヶ岡さんの二人しか知らないが…指摘されそうで何故かドキドキした―――――…
緊張で、顔が熱くなる…
「最知――――…?本当に大丈夫か?」
エレベーターに乗ると、陣ヶ岡さんが俺に声をかける…
「だっ大丈夫ですよ!!」
「いや…挙動不審で…皆の目が痛いんだが…」
――――――…へ?
俺は、エレベーターの中を見渡す…
「――――……スミマセン」
////はっ恥ずかしい!!
スクスクと笑い声が聞こえるが…その声に混ざり!陣ヶ岡さんまで笑っている!!
っんだよ!!この人は!!