アイツまで徒歩5分
第9章 どちらかと言えば……?
「へっ…くしゅん!!」
「うゎ…風邪引くなよ?
こっちこい、髪乾かしてやるから!」
俺は、キッチンからリビングのソファに最知を呼んだ…
「///…ぅ…はぃ――…」
お?何か素直じゃん?
俺は、ソファに素直に座る最知の後ろに立ち…
温風で髪を乾かしてやる…
「やけに、素直ですけど?何か、心情の変化でもありましたか?」
「///なっ!!はあ?!何、言ってるんですか?!」
最知は、ムキになって後ろを振り向く!!
「ん〜〜〜〜〜?俺は、最知からの告白!超嬉しかったんですけど?」
「///こ…告白?///な…何の事…ですか?」
俯く最知が…意地らしくてキュンキュンしてしまう…