アイツまで徒歩5分
第13章 色っぽいのは誰のせい?
「こら、中森!最知にくっつくな!!淫乱菌が写る!」
陣ヶ岡さんは、俺を中森さんから引き剥がすと!俺を胸にすっぽり包みこんだ!!
「淫乱菌!って何?!酷くない!?」
カウンターでは、いつもの感じに戻ったママが大笑いをしている――――…
「///じっ…陣ヶ岡さん…」
俺は、人前で抱き締められた事に…恥ずかしさでいっぱいになる!!
「ちょっと――――…結羽が、困ってるから…それ、やめてもらっていいですか?」
陣ヶ岡さんを征する声に、皆が振り替える――――…
「///一関!!来てくれたの?!ありがとう!」
「チッ来たのかよ…」
俺を後ろから抱き締める陣ヶ岡さんが…舌打ちをする――――…
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