アイツまで徒歩5分
第3章 火の無い所に煙は立たない
「「え?」」
おぅ!美形家具屋さんと、驚きがシンクロしてしまった!
え?!ぇ〜〜〜〜〜!?
言われてみたら……あの時の!美形さんだ!!
うわわ……マジかぁ〜
「あの時の!?」
彼は、俺をジロジロ見る…
「///あっ……あの時は…お邪魔しました…」
な〜に、言ってんだ俺!?
「へ〜…そうなんだ…
あ、初めてまして!中森 歩(ナカモリ・アユム)と言います!」
俺は、丁寧に出された名刺を見て!自分も慌てて名刺を出す!!
「最知 結羽です!!よろしくお願いいたします」
俺の名刺に綺麗な指が伸びる…
「さて…中森、仕事の話をしようか?
今回もワガママ言うからな!覚悟しとけよ?」
「和磨のワガママなら何でも聞くよ」
///こ…この会話は…仕事の会話?
中森さんって―――…
陣ヶ岡さんの…恋人だよな?
…恋人と仕事の話をするのかぁ…
次元が違う…よなぁ…