アイツまで徒歩5分
第13章 色っぽいのは誰のせい?
「…着いたぞ―――――…」
目は開いているものの…バケモンの作ったカクテルを結構飲んでいた最知は…
多分記憶がない…
フラフラ〜…と…俺に支えられながら今回はタクシーを使いアパートまで帰ってきた…
「にゃ……帰って…き……
ただいま〜…じんばぶえしゃ〜ん…開けてくだされ〜」
この酔っ払いが…
ジンバブエって……何!!つーか誰!
「ほら…今開けるから待て…って――――――…開いた…中入れ―――…」
バケモンの店では…少しもイチャイチャ出来なかったから…
二人っきりになったら…イチャイチャできるかな?なんて思ったのが間違いだった…
記憶がない…泥酔状態の最知をどうにかしようなんて…
無理な話しだったのだ……