アイツまで徒歩5分
第14章 【最終章】思いでは美化され腐りきる
アパートに帰ると――――…
当たり前の様に…俺を自分の部屋に引きづり込もうとする陣ヶ岡さんに…
「〜〜〜///今日は…自分の部屋に行きます!!
早く帰った時ぐらい…洗濯とかしたいんです!!」
俺は、陣ヶ岡さんの腕から抜け出し…部屋の鍵を開けた!!
「なら…今日は―――…俺がお泊まり!」
陣ヶ岡さんは、スッと俺の部屋に滑り込む――――…
「///なっ…陣ヶ岡さん!!」
すでに、我が物顔で俺の部屋にいる陣ヶ岡さんに……
何か、怒る気もなくなる…
「なぁ〜……一層…間の壁ぶち抜くか?」
寝室の壁をコンコン叩きながら…陣ヶ岡さんは、ネクタイを緩める!!
「///大家さんに怒られますよ!!」
陣ヶ岡さんは、ニヒヒっと笑うと…
俺に抱きつき――――…
軽く唇を重ねる――――…
「んっ―――――…んっ///…陣ヶ岡さん…唇が…苦い…ビールの味がする」
「まずいな…最知…酔っぱらうなよ」
///そんなので…酔っぱらわないよ!!