アイツまで徒歩5分
第14章 【最終章】思いでは美化され腐りきる
「ぜんぜん―――…平気だから」
「―――…先生足震えてる…」
ひゃぁ!///恥ずかしい!
23にもなって…ふ……
みっともないぞ〜〜〜…
「はっ!!それよりは、何で公一君がこんな所に?!」
「///先生だって―――!!」
俺は、公一君の手を掴み取り敢えず裏路地から出た!!
「離してください―――…」
公一君の少し成長した声にドキンとした――――…
中学生の時はまた、甲高い声をしていた気がする―――…
「――――…こんな時間に…ど〜して出歩いてるんだ!!」
「――――…」
公一君は、何も喋らずうつ向いている…
「――――…ボクちゃん…ど〜したの?店先で…」
たまたま店から出てきたママに…俺は、声をかけられビクッとした―――――…
公一君も…ママの容姿を見て…目を丸くするも…
俺がママと知り合いだった方がショックだったのか…
なんとも…形容しがたい顔をする――――――――…
「ミニボクちゃん……何その顔……舐めるわよ」
「ママさん…舐めないで…」