アイツまで徒歩5分
第14章 【最終章】思いでは美化され腐りきる
「――――…先生は……」
…喋り出す公一君だが…喉に何か詰まったような…
何か言い出せない…感じに見てとれた…
「――――…何?俺で良かったら話を聞くし…なんでも力になるよ?」
公一君の…何か思い詰めた表情に…ついカテキョ時代を思いだし…力になってやりたくなる―――――…
「――――――…なら…」
「ん?“なら”?何?」
少し小さい声に……俺は、聞き出そうと…耳を傾ける―――――…
「―――――…俺を――…
抱いてくれませんか?」
「――――――――…え?」
「俺と…sexしてください…」
「――――――…え?な…何で!??!」