アイツまで徒歩5分
第14章 【最終章】思いでは美化され腐りきる
「――――…あそこで…先生に会ったのは…
俺にとって…ラッキーだったんだな…
危なく…自分が嫌いになるところだったよ―――…」
「最知に感謝だな…」
するとタイミングよく…
玄関のドアが開き―――…
最知が部屋に入ってきた…
「――――…ん?どうしたの二人とも…」
俺は、「別に…」と……最知の側に向かうと―――…
ガキんちょ公一も…「別に―――…」と…
俺の真似をする――――…
まったく―――…
こじらせ少年は…どう修正していくのやら…