アイツまで徒歩5分
第16章 【番外編】異世界へようこそ
「あ、お客?誰?」
リビングに向かおうとしたら…一人の女性が現れた―――…
見るからに…パンク…
ダークなメイクにボンテージファッション…
半分下着に近い黒いピタピタの姿…
異世界の人間に出くわした気分だ……
だが…見事なスタイル……
その服装が許される体なのは、間違いない!!
黒髪もサラサラで長いのに綺麗にケアされている―――…
しかし…ブラックメイクが…彼女の魅力を半減させている気がする……
ナチュラルメイクの彼女はさぞかし美人だろう…
「どうも―――…そよ子さんのサポートで来ました、陣ヶ岡です」
すると、彼女の後ろから……こりゃまた凄いロックな女性が登場!!
「あ!陣ヶ岡さんありがとうございます…
朝ちゃん、ありがとう…彼どうなった?」
俺は、一瞬怯んだが…その女性がそよ子さんだと直ぐにわかった…
声がね…凛としてて…直ぐにわかった…