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第16章 【番外編】異世界へようこそ


「陣ヶ岡さん!こちらに…
あ〜…この子…
皆川 朝(ミナカワ・アサ)ちゃん!美大の学生でロック系サークルで知り合ったの…


彼女の母親は下着のデザイナーで有名な方なんですよ!

彼女自信も学生でありなが、スタイリストの仕事をする有能な方ですのよ」



皆川朝さんを説明する彼女は…見た目はロックでパンク…だが口調がお嬢様でバランスが悪い…




「そうそう、そよ子…彼はバッチリ着替えさせたんだけど…メイクが…」



「あら…可愛い顔だから…ブラックを入れたら引き締まると思ったんですが……」



「ま…服装は、バッチリだから皆喜ぶんじゃない?白い肌に黒いボンテージ…

私の弟には勝てないけど…いい線いってると思うわよ」




二人は、リビングの隣の部屋を指差し楽しそうに話している…



「―――…で、俺は何をサポートしたらいいんですか?」



するとそよ子さんは、証明の色変換の仕方を忘れたらしく…リモコンを片手に、教えて!!っと泣きついてきた…



「はぁ…そよ子さん…これ何度も教えましたよね…」


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