アイツまで徒歩5分
第4章 雉も鳴かねば射たれまい!
シャワー出たあとも…
胸にモヤモヤが残っていて…
朝食を準備したのに…食べずに着替えた…
シワになったスーツを横目に…
クローゼットから別のスーツを選ぶ
「はぁ…俺は、何をやってるんだよ…」
ネクタイを絞めるため…鏡を見ると…つい――――…
首筋を見てしまう…
ワイシャツとネクタイをしてしまえば見えないアザを…
つい透視してしまう…
「///…しっかりしろ!!
今回も、俺は飲みすぎて!記憶なしのダメ人間!!」
俺は、気合いを入れ直し玄関を出た―――――――…
出社には少し早い時間帯だが…
隣に陣ヶ岡さんが生活してると思うと―――――…
な…なんか気まずい…