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ミニスカート

第12章 男子、万引きの代償

アキラ、美男子で優等生で生徒会長。
そんなアキラにはふたつの秘密があった。

ひとつは女装癖。オタクの集まるイベントとかでは男の娘になっている。元が美男子だから女のコに間違われてナンパされたこともある。

学校関係の人やご近所知人にこのことがバレたら人生は終わりだ。

もうひとつの秘密は万引。男の娘になるためにはいろんな小物も必要になるが、まともに買う勇気もなく万引を始めたら上手くいってるんで、スリルも楽しみになりやめられなくなってしまった。

男の娘になるための服はバイトしたカネでアダルトショップで買った。アダルトショップは18歳未満厳禁とか言ってるくせにコンビニみたいに年齢確認とかきちんとしないからチョロいもんだった。

まあコンビニもボタンひとつで年齢確認が済んでしまうのはどうかと思うが・・。

下着もアダルトショップで買った。
最初はせっかく女子の使用済の下着を着用して汚してしまうのはもったいなかったが、本当に女子が使用したものなら間接的に体が触れ合ったことになる。

そう思うとたまらなくガマン汁が湧いてくる。
女のコが付けたシミとガマン汁のシミが混ざり合ってたまらなく興奮してしまう。

しかし、アダルトショップに置いてあるのはここまでだ。

カツラと化粧などのメイク用品はスーパー等で用意しなくてはならない。
アダルトショップはそういう目的の人が集まるところだから人の目もあまり気にならなくて済むが、それでも店員が女性だったりするとドキドキしてしまう。

きっと女のコの服や下着なんて買う男はバカにされているに違いない。そもそもなんで女性がアダルトショップなんかで働いているんだと言いたくもなるが・・。

それがスーパーや100円ショップは普通の人が買い物にやってくる店だから男が化粧品やメイク用品などを買うのは明らかに普通ではなく異常なことであろう。

一応自転車で遠くの店に行きはするものの、知り合いとかに遭遇する確率も0ではない。化粧品やメイク用品を買い物してるのなんて見られたら終わりだ。

長い髪の女性のカツラは100円ショップのジョーク用品のところに500円商品として置かれている。ハゲオヤジのカツラと一緒に買って、クラッカーとかも一緒に買えばパーティの余興か何かだと思われるからいける。

しかし、化粧品やメイク用品は・・。

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