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想いが変わるとき

第1章 想いが変わるとき

「光汰ね。ところで、なんでなにも聞かないの?」


「人には聞かれたくないことってあるじゃん。まあ俺が見つけたからにはやめさせるけどな」


 光汰は私の頭をくしゃくしゃと撫でた。


 それが私と光汰との出会い。


 それ以来、光汰は毎日のように面白い話を聞かせてくれる。
 いつの間にか私の学校に行く理由は光汰に会う為になっていた。


 そして、いつしか光汰を好きになっていた。


 私は光汰に放課後屋上に来てとメールを送った。

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