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Brilliant Brand blood

第3章 宵の果てに置いた記憶

かなり鍛えた身体つきをした男だが、なんとなく、




怖い




第一印象はそれ。
男は自分がそんな風に思っている事を知ってか知らずか、
「迎えに来たんだよ。行くぞ」

ただ一言、そう言って自分に右手を差し出した。



「俺一人なん?」
何故かそう言ってしまった。
男は笑い、その笑顔に何だか…



子供っぽいんやな…この人…




笑みが零れた。

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