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Brilliant Brand blood

第3章 宵の果てに置いた記憶

横「ええやん、ムカツいとるヒナちゃん可愛えで?」




「は?」







いきなり訳のわからない事を言うから、ポカンとした自分。







横「ほら、やっぱ可愛えやん♪」

そう言ってヨコはオレの頭を胸に引き寄せる。
暖かい体温と、一定の速度で聞こえる鼓動を聴かせられる。









何故だろう?
ヨコの音を聞くと何だか眠くなる。

「ふぁ…」
横「眠いんか?寝とき、後で起こしたるよ?」
「ん〜………」


ゆっくり、身体を倒される。
ヨコの腕を枕にして眠る、











あれ?
いつぶりだ?
前はいつも一緒に寝ていたような………
あれ……前って…いつ?






頭で色々考えているのに、いつの間にか、眠りに落ちていた。


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