
お嬢様と二人の執事
第4章 二人
「本当に…?」
神山の頭を胸に抱いて、沙都子は問いかける。
「本当に好きなの…私のこと…」
「好きです…沙都子様…」
「本当に?」
「本当に…」
やっと言えた本音に、神山の表情は明るい。
煉獄のような嫉妬の中に居たのに、好きだと伝えた途端、神山の心は自由になった。
「沙都子様…」
「神山…さん…」
沙都子の目から涙が零れた。
昼間、想う人があると聞かされた時の衝撃は凄かった。
そこで悟ったのだ。
沙都子の心は神山にあると。
だが、高宮の心情溢れる告白に心は揺れ動いた。
そしてあの情熱的な一夜も、高宮の心があってこそだったのだと思うと、身体が熱くなった。
しかし神山のこの告白は、一気に沙都子の心を奪っていった。
「嬉しい…」
神山の手が、沙都子の腹部に触れる。
そっと下に手を滑り下ろす。
その叢に神山の指が触れると、沙都子の身体は仰け反った。
「ああっ…」
「沙都子様…こんなに…」
神山の指を、沙都子の愛液が濡らした。
ぬるりとした感触に、神山の身体もまた熱くなった。
「私を…受け入れてくださるのですね…?」
神山の優しい目が、沙都子を見つめた。
「キスを…」
沙都子はつぶやくと、目を閉じた。
そっと神山の身体が覆いかぶさると、そのベストを沙都子はぎゅっと握った。
神山の頭を胸に抱いて、沙都子は問いかける。
「本当に好きなの…私のこと…」
「好きです…沙都子様…」
「本当に?」
「本当に…」
やっと言えた本音に、神山の表情は明るい。
煉獄のような嫉妬の中に居たのに、好きだと伝えた途端、神山の心は自由になった。
「沙都子様…」
「神山…さん…」
沙都子の目から涙が零れた。
昼間、想う人があると聞かされた時の衝撃は凄かった。
そこで悟ったのだ。
沙都子の心は神山にあると。
だが、高宮の心情溢れる告白に心は揺れ動いた。
そしてあの情熱的な一夜も、高宮の心があってこそだったのだと思うと、身体が熱くなった。
しかし神山のこの告白は、一気に沙都子の心を奪っていった。
「嬉しい…」
神山の手が、沙都子の腹部に触れる。
そっと下に手を滑り下ろす。
その叢に神山の指が触れると、沙都子の身体は仰け反った。
「ああっ…」
「沙都子様…こんなに…」
神山の指を、沙都子の愛液が濡らした。
ぬるりとした感触に、神山の身体もまた熱くなった。
「私を…受け入れてくださるのですね…?」
神山の優しい目が、沙都子を見つめた。
「キスを…」
沙都子はつぶやくと、目を閉じた。
そっと神山の身体が覆いかぶさると、そのベストを沙都子はぎゅっと握った。
