お嬢様と二人の執事
第7章 溶ける身体
「沙都子…」
神山の手が優しくブラウスのボタンを外していく。
ベルベットのリボンを解くと、沙都子の髪がばさりと落ちてくる。
「愛してる…」
沙都子の髪に手を埋め、その感触を楽しみながら項に舌を這わせる。
「あ…悟…」
そのままソファに倒されると、神山が沙都子に覆い被さる。
「抱いてもいい…?沙都子…」
「悟…でも、私…」
「身体、キツい…?」
沙都子はつい先程まで高宮に抱かれていた身体を、神山に触れされられないと思った。
「だめ…」
軽く肩を押した時、扉をノックする音が聞こえた。
「高宮でございます」
神山が身体を起こして、ドアを開ける。
「あ…」
高宮が戸惑った顔をした。
ここまで感情を露わにするのを、久しぶりに見た気がする。
「入れ」
神山は高宮を部屋に引きずり込んだ。
「神山さん…」
沙都子は慌ててブラウスの前を留め、二人を見上げる。
「沙都子様…」
神山が沙都子の手を取り、立ち上がらせる。
「本日のレクチャーはいかが致しましょう?」
「え…?」
「私か…高宮、どちらをお望みですか?」
微笑む神山の顔には、一切の邪心はない。
純粋に沙都子に選ばれるのを待っている顔をしている。
神山の手が優しくブラウスのボタンを外していく。
ベルベットのリボンを解くと、沙都子の髪がばさりと落ちてくる。
「愛してる…」
沙都子の髪に手を埋め、その感触を楽しみながら項に舌を這わせる。
「あ…悟…」
そのままソファに倒されると、神山が沙都子に覆い被さる。
「抱いてもいい…?沙都子…」
「悟…でも、私…」
「身体、キツい…?」
沙都子はつい先程まで高宮に抱かれていた身体を、神山に触れされられないと思った。
「だめ…」
軽く肩を押した時、扉をノックする音が聞こえた。
「高宮でございます」
神山が身体を起こして、ドアを開ける。
「あ…」
高宮が戸惑った顔をした。
ここまで感情を露わにするのを、久しぶりに見た気がする。
「入れ」
神山は高宮を部屋に引きずり込んだ。
「神山さん…」
沙都子は慌ててブラウスの前を留め、二人を見上げる。
「沙都子様…」
神山が沙都子の手を取り、立ち上がらせる。
「本日のレクチャーはいかが致しましょう?」
「え…?」
「私か…高宮、どちらをお望みですか?」
微笑む神山の顔には、一切の邪心はない。
純粋に沙都子に選ばれるのを待っている顔をしている。