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繋がったまま起き上がり、沙都子を膝の上に抱え上げた。

そのまま身体を乱暴に沈み込ませると、下から腰を突き上げた。

「ああーっ…」

沙都子の身体、奥深く神山が到達した。

抉られるような痛み、そして大きすぎる快感。

「あっ…うっ…んっ…」

身体を支えきれず、神山に全身を預ける。

「さと、る…おねが…」

「だめだ…まだ…繋がっていたい…」

こんな体位、沙都子にとって初めてだった。

汗をかきながら自分を突き上げる神山の顔がすぐ近くにある。

眉間に皺を寄せながら、快感に喘ぐ神山を見ているだけで、沙都子は達しそうだった。

「悟…気持ちいい…？」

「っ…いいっ…」

短く言うと、沙都子の耳に齧りついた。

「最高だよ…沙都子…」

「あっ…」

耳に神山の熱い息がかかり、沙都子の身体は跳ね上がった。

鳥肌を立てながら、神山の身体にしがみつく。

「やぁっ…もおっ…イっちゃうっ…」

「ああ…沙都子…さとっ…」

神山の腰が、沙都子を責め苛む。

ガクンガクンと揺れながら、沙都子の身体の芯が蕩けだし、やがて神山と絡まった。

ぎゅうっと神山を締め付けると、沙都子の奥深くが震えた。

「ああっ…さとっ…出るっ…」

「悟っ…悟…中にちょうだいっ…」





…お母さん…


ねえ…


あの時、今の私と同じ気持ちだったの…？


この人のものなら、全て欲しい…


全て受け入れて…


そして、この人と自分の愛の結晶を残したいって…




そう、思ったの…？