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お嬢様と二人の執事

第3章 もう一人の執事


高宮の細い指が秘所を掻き混ぜる。

自分の恥ずかしいところから聞こえる水音に耳を犯されさらに淫らな気持ちになる。

高宮の唇が、舌が花芯を刺激するたびに熱がそこに集まっていくような気がする。

神山の穏やかな愛撫と違い、性急なまでの情熱的な高宮の愛撫。

躰は確実に高宮の愛撫で高められる。

昨日の神山との情事が頭をよぎる。

そんな自分の心を読んだかのようにその光景を吹き飛ばす勢いで高宮の指が唇が攻め続ける。

高宮の施す甘やかで官能的な愛撫に躰の熱がどんどん上がっていく。

高宮の指が今まで違うところを刺激し始めた。

その途端、電気が走った気がした。

「だめっ、そこっ、そんなぁっ…しないでっ」

あまりの刺激に躰がついていかない。

どうにかなってしまいそうで止めようと必死に声をあげ、躰を起こし高宮に訴える。

でも高宮の手は全く止まる気配はない。

「あっ、だめ、だめなのっ」

いくら言っても高宮は動きを止めない。

むしろどんどんと激しくなる愛撫。

秘所を何本もの指で掻き混ぜられ、真珠を指でつぶすように刺激され、更に胸を唇で愛される。

3ヶ所への刺激でおかしくなる。

神山との時に体験したイクという感覚とは違う。
もっと余裕がなくて何かが競り上がってくるような感覚。

だめっ、本当にだめだから…。
やだ…溢れる…。

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