
お嬢様と二人の執事
第4章 二人
高宮がドアを閉めると、神山は沙都子に歩み寄った。
手首を掴むと無言で歩き出す。
「か、神山…」
寝室のドアを開けると、そのまま沙都子の身体をベッドに押し倒した。
「高宮はどのように致しましたか…」
「え?」
「高宮はどのように貴女を抱いたのですか」
「そんな…」
答えを待たず、神山が沙都子の唇にキスを落とした。
「かみや…」
強引に塞がれた唇。
しかしその感触に、沙都子は鳥肌を立てた。
神山の肉感のある唇が、沙都子の薄い唇を包み込む。
高宮とは違う。
高宮のキスは、沙都子の快感のポイントを突くようなそれだった。
神山のキスは、沙都子の口の中を全て嘗め尽くす。
「あ…神山…」
「悟と呼びなさい」
冷たい声で言われて、沙都子の背筋に何かが走っていく。
「悟…」
乱暴にパジャマを剥がれると、沙都子はあっという間に裸になった。
羞恥で身が縮む。
神山は一枚も脱いでは居ない。
ジャケットを一枚、脱ぎ捨てただけだ。
「隠さないで…美しいのだから…」
囁く声に、神山の顔を見上げる。
「いや…恥ずかしい…」
「昨日、高宮に足を開いたのでしょう?だったら何を恥ずかしがるのです」
辛辣な物言いに、沙都子の身体は硬直する。
手首を掴むと無言で歩き出す。
「か、神山…」
寝室のドアを開けると、そのまま沙都子の身体をベッドに押し倒した。
「高宮はどのように致しましたか…」
「え?」
「高宮はどのように貴女を抱いたのですか」
「そんな…」
答えを待たず、神山が沙都子の唇にキスを落とした。
「かみや…」
強引に塞がれた唇。
しかしその感触に、沙都子は鳥肌を立てた。
神山の肉感のある唇が、沙都子の薄い唇を包み込む。
高宮とは違う。
高宮のキスは、沙都子の快感のポイントを突くようなそれだった。
神山のキスは、沙都子の口の中を全て嘗め尽くす。
「あ…神山…」
「悟と呼びなさい」
冷たい声で言われて、沙都子の背筋に何かが走っていく。
「悟…」
乱暴にパジャマを剥がれると、沙都子はあっという間に裸になった。
羞恥で身が縮む。
神山は一枚も脱いでは居ない。
ジャケットを一枚、脱ぎ捨てただけだ。
「隠さないで…美しいのだから…」
囁く声に、神山の顔を見上げる。
「いや…恥ずかしい…」
「昨日、高宮に足を開いたのでしょう?だったら何を恥ずかしがるのです」
辛辣な物言いに、沙都子の身体は硬直する。
