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カクテルパーティー

第4章 また違う声が響いて

あれ?待てよ


なんだか吹っ切れてない?オレ



三矢さん効果か?



アイスを買ってあげる相手が違ってたな




と思って売店に行くと、しかしアイスは売れたようで種類が少なかった。



うん、コレにしよう




「三矢さんアイス食べる?」


「えーなに?
アイス?いいの?」


「うん、あげる」


「ありがとう
冷蔵庫にいれとこっと」


三矢さんが袋の中を覗く。


「お、チョコモナカジャンボかー
おいしいよね
ん、2つあるよ?」


「一応、立花さんの分も買ってきた。もし、いらないって言ったらオレが食べるよ」




そうだ

オレは何も聞かなかった

何も知らないフリをしていよう


それができればの話だが…

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