レモンスカッシュ
第1章 S/N
「…え?ちょっとニノ?」
「ん…しょーちゃん…かずって、呼ん で?」
ヤバ・・・
かわいい…
しかも、着てる服。
裾が広がったロングTシャツに、
薄手のズボン。
女子かよっ!!!
ロンT、スカートにしかみえねーわ。
可愛すぎたから、かずを抱き寄せる。
すると、
何か床に落ちる音。
「あ…」
かずの焦った声。
床には、見覚えのある物体。
あ。
これ、
「何、これ?」
かずに聞いてるけど、本当は知ってる
俺が前に、
相葉くんにあげた
媚薬。
「や、あ、あーばさんがっ…」
俺の顔見て、
俺がわかってることを察したんだろう。
赤くなりながらうつむいて、
どんどん後ずさりする、
かず。
そんなに下がっても、壁しかないのに。
「へえ。」
俺もどんどん追い詰めて。
ついに壁際に到達。
だから、やっちゃいました。
壁ドン。
「やあっ…」
耳までバラ色に染めて
自分のモノおっきく主張させて。
それでも恥ずかしがるかずがどうしようもなく愛しくて。
俺のSっ気が、うずうずして。
耳元で、ささやいた。
「イケないこと、考えてたんでしょ?」