
恋空予報
第8章 生徒会
相葉side
散乱した生徒会のプリント。
ゆうの脱ぎっぱの靴下。
あ…ニノちゃん、シャーペン忘れてる…。
「兄ちゃーん!ご飯だってさー!」
「うん!今行くー」
なんだろうな。
なんか、ニノちゃん、
寂しそうな顔してた。
俺、なんかしちゃったのかな。
急に帰っちゃうし…
…俺、ニノちゃんに避けられるの、
辛いし、嫌なんだけどな…
「雅紀、さっさと食べちゃいなさいよ」
「あ、はぁい…」
だめだ。
部屋にはニノちゃんの痕跡があって。
…こんなとこじゃ、
プリントまとめられないよ…
でも、こんな時間になっちゃったし…
お風呂も入らないといけないし…
眼鏡をかけてプリントに目を通す。
…ニノちゃんいないとわかんないよ。
恋愛って…テストかな。
試されてるみたい。
こんなの、予行練習してないってことが
たくさん出てくるし。
「あーっ!もう!!!
……ニノちゃんに会いたいよ…」
俺が呟いた声は、儚く、
消えていった。
散乱した生徒会のプリント。
ゆうの脱ぎっぱの靴下。
あ…ニノちゃん、シャーペン忘れてる…。
「兄ちゃーん!ご飯だってさー!」
「うん!今行くー」
なんだろうな。
なんか、ニノちゃん、
寂しそうな顔してた。
俺、なんかしちゃったのかな。
急に帰っちゃうし…
…俺、ニノちゃんに避けられるの、
辛いし、嫌なんだけどな…
「雅紀、さっさと食べちゃいなさいよ」
「あ、はぁい…」
だめだ。
部屋にはニノちゃんの痕跡があって。
…こんなとこじゃ、
プリントまとめられないよ…
でも、こんな時間になっちゃったし…
お風呂も入らないといけないし…
眼鏡をかけてプリントに目を通す。
…ニノちゃんいないとわかんないよ。
恋愛って…テストかな。
試されてるみたい。
こんなの、予行練習してないってことが
たくさん出てくるし。
「あーっ!もう!!!
……ニノちゃんに会いたいよ…」
俺が呟いた声は、儚く、
消えていった。
