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恋空予報

第21章 season*

二宮side



いつものようにご飯を作って、
いつもみたいに雅紀と
いちゃいちゃして。

いつもと違うのは、
時間帯だけ。

でもそんなの、関係ない。


「まーさき、晩酌でもどう?」

「んー、いいかな。」

「ん、じゃあまた明日ね。」


ソファーに腰掛ける雅紀の隣に座り、
微笑みかける。

そうしたら、
ぎゅって抱き締められた。

そのまま首筋をくんくんされて、
ぺろっと舐めあげられた。


「ちょっ、なにしてんの!
風呂はいったばっかなんだからっ」

「んー、ニノの首筋いい匂いする〜♡」

「変態っ…」

「でもその変態が好きなんだもんね?」

「っ…」


そうだけども!!

いつも雅紀にいいように言われて、
あれよあれよとしてるうちに
脱がされてるし…。


つか、脱がされてるしっ…


「あ、そうそう。」

「なんだよっ」


ったく、ムードねぇなあ…


「お花見、また行こっか」

「…は?」

「散っちゃったかもだけど、
また行こうね、絶対」

「…ん。」


少し嬉しくて、
赤くなった顔を隠すために
腕で顔を覆う。


「(赤くなった顔隠れてないんだけど
そんなニノも可愛いかな…♡)」


…きっとこれからも、
俺たちはずっとこんな感じだろう。

…別に雅紀となら、
俺は悔いないけどね。


ー番外編 終わりー
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