恋空予報
第9章 番外編 俺の気持ち
「「ヤっちゃった、ね…」」
荒れに荒れている潤の部屋。
なんだか申し訳ない。
「いいよ、掃除すれば
いい話でしょ?
ほら、勉強しよう?」
「…うん。」
潤に教えてもらいながら
数学の問題を解いていく。
「翔、要領いいね。
教えたことちゃんと覚えてるじゃん」
「えへへ、嬉しいな」
俺は潤ににこっと
笑いかけた。
そしたら、潤の顔が
紅潮していった。
「…もー、襲うよ?」
「へ!?な、なんでー!?」
「問答無用っ!」
潤が俺に抱き付いて
首筋にキスを落としていく。
…あー、もう。
俺、この恋に堕ちるしかないのかな…
櫻井翔、15歳、
俺は今日幸せになりました。