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恋空予報

第13章 新生活

相葉side



怖いし痛いのはわかってる。

けど、ニノちゃんと繋がりたい。
ただそれだけ。



「じゃあ、挿れるよ?」

「…ん、きて…」



ニノちゃんの指を
なんとか受け入れた。



「息、吐いてね」

「ふぅ…」



ニノちゃんに言われながら
俺はニノちゃんを
飲み込んでいく。



ニノちゃんの指が
くいっと曲がった。


そのとき、声が押さえられなくなって
とてつもない快感が俺の体を走った。



「ひゃっ、あぁんっ…」

「…ここだね」



ニノちゃんはなぜか
そこばかり攻め立ててくる。



…まさか、俺の前立腺?


俺がびくびく体を揺らしながら
考えるけど、全て快感に呑み込まれていく。



「そこ、だめぇっ…」

「いーの。ここが雅紀のイイトコ」



ぐりぐり触られて
俺は体が動くのが止まらない。

ニノちゃんはそんな俺を見て
楽しそうに笑ってる。


気持ちいいから、
許してあげる…。



「ん、大分解れてきたね」

「…んんっ…やぁぁんっ…」



…だめ。


ニノちゃんの瞳が
俺を真っ直ぐ見てる。


…そんな目で見ないで。
俺、ニノちゃんから
抜け出せなくなっちゃうよ。

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