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相葉side



「雅紀、何にやけてんの？
きもっ」


翔ちゃんに言われた。

でもね、ニノちゃん先輩と
ちゃんと友達になれたから、
とっても嬉しいんだよ。


「へへへ～、いいことあったんだよ？」

「ふーん。」


冷めた目で見られる俺。


…むぅぅぅ…酷い…


「あ、雅紀、松本先輩がこれ、
相葉くんにって。」

「へ？」


翔ちゃんが俺に紙切れを渡した。

書いてあったのは、
ニノちゃん先輩のメールアドレス。


…やった……


これ、いいのかな…


「やった、って、なにが？」


へ！？声、出てた！？


「あ、あとで話すね！
授業、頑張ろうね？」

「はいはい。」


翔ちゃんに怪しまれながらも、
授業を受けた。


…やった…


ニノちゃん先輩のアドレス、
もらっちゃったよ…


今日、してみようかな…