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恋空予報

第16章 旅行

相葉side



…やり過ぎたなあ。


あ、正確に言えば
ヤリ過ぎた。



「…かわいい」



気を失っていても
かわいいのは確かで。


透き通るような白い肌は
誘っているとしか思えない。



「よっこらしょっと…」



ニノを抱き上げると、
ポタポタと落ちる俺の出したモノ。


腿をつーっと流れ落ちる。


…やっぱ、エロい。


トクトクと伝わる
ニノの心音。


それがとても心地よくて。



なんとか後処理をして
ニノに服を着せた。


あー、露天風呂が
部屋のやつでよかった。




……隣の人に聞こえてたらどうしよう。


ニノのかわいい声が……。

あ、俺、親バカならぬニノバカだな。



布団を勝手に出して引いて、
その上に、二人でごろんっと
寝っ転がった。


……夕食まであと
三時間あるからいいや…。



トクトクと伝わる、
ニノの心音を聞きながら、
俺はゆっくりと瞼を閉じた。

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