
恋空予報
第18章 番外編 最近の心情
なにも言えないで
顔を赤くしてる俺を見て
雅紀は楽しそうに騒ぎ始めた。
「へーっ、激しいんだ。
…ちなみにどんな風に攻められる?」
「…ね…。」
「へ?」
「死ねっ!変態!」
俺は雅紀の頭を
ポカポカと叩いた。
雅紀は痛いよーって言いながらも
笑顔だ。
「どーせ雅紀だって、
二宮先輩の腰が痛くなるくらい
攻めるんだろっ!?!?」
「…と言うことは、
激しいんだね。松本先輩。」
……穴があったら入りたい
とはまさにこのことだ。
「ちげーって!」
「へへ、そうなんだあっ
んふ、ニノちゃんに言っちゃおー♪」
……言ったからって、
なんにもなんねーし。
俺のプライベートまで
探んなよ。
「…翔ちゃんは下だよね?」
「はっ!?」
「え、上……なの?」
雅紀が困惑したような顔を
俺に向けた。
……ほんっと、お前…。
「……帰れ、変態。」
「えーっ、ひどい…」
……雅紀は…変態だ。
